キャバリア・キング・チャールズ・スパニエルの略称で愛されるキャバリア。
可愛らしくどこか癒しを与えてくれるような容姿をしています。
今回はキャバリアのその性格や飼うにあたって注意すべき所などをご紹介させて頂きます。
キャバリアの歴史について
まず、初めにキャバリアとはイギリス原産の犬種で17世紀にイギリス国王のチャールズ二世が溺愛していた事からキング・チャールズ・スパニエルと言いう名前で呼ばれるようになりました。
その後、18世紀頃に入ると鼻を短くさせたキング・チャールズ・スパニエルが流行り、それに反して鼻を尖らせていたキング・チャールズ・スパニエルにナイトの意味を持つキャバリアと言う名前を付けてキャバリア・キング・チャールズ スパニエルと呼ばれるようになりました。
キャバリアの主な性格について
基本的にキャバリアの性格は明るく友好的で争い事を好まない為、あまり攻撃性を示しません。
穏やかな性格で無駄吠えや噛み癖など少ない事からご年配の方やお子様が居る家庭、マンションなどの集合住宅地などでも飼える、非常に飼いやすいペットになっております。
ちなみに屋外が嫌いと言う訳ではなくむしろ好きなくらいで、散歩では好奇心旺盛な一面もありますが、散歩中に他の犬と出会った場合でも攻撃性が少ない事からフレンドリーに他の犬と接する事があります。
さらにキャバリアはかなり賢い犬種なので幼い内にしっかりしつけを行う様にしましょう、素直なのでしっかりとしたしつけを行っていれば良い主従関係を築く事ができるでしょう。
また、人懐っこく人見知りも少ない事からどんな人でもすぐに慣れる事ができるペットとなっています。その為、あまり番犬には向いていないのも特徴の一つと言えます。
それとは別に寂しがり屋な所もあるのでなるべく一緒にいる時間が長い方が好ましいでしょう。
オスとメスでやや性格に違いがありオスの方が楽観的でメスの方は繊細な性格を持っていてどこかおとなしい印象となっています。
キャバリアを飼うにあたっての注意すべき点
キャバリアは生まれつき病気にかかりやすく殆どの個体は心臓疾患を持っています。
理由としてキャバリア・キング・チャールズ スパニエルと言う犬種を作るまでに様々な交配をしてきた為だと言われています。
普段から心臓に負担がかかる事はなるべく避けるようにしましょう。
例えば、大きな声で名前を呼んだり後ろから脅かしたり、お風呂などでいきなり心臓に近い所から洗ったりと様々あります。
また、小さなお子様が居る家庭ではしっかりと様子を見てキャバリアが嫌がっていないか確かめる様にして飼うようにしましょう。
キャバリアの寿命は一般的に9歳から12歳前後と言われていて他の小型犬と比較してもかなり短命だと言う事が分かります。
しかし実際には心臓疾患にかかった場合でも病院での治療や普段からしっかりケアをして頂ければ長生きする場合もあります。
その為にはしっかりしたケアや愛情、そしてそれなりに費用が掛かるかと思います、経済的や時間に余裕がある方におすすめの犬種となっていますので飼う場合にはしっかり考えてから飼うようにしましょう。
まとめ
これらを含めキャバリアは可愛らしい容姿と優しい心を持っていて我々、飼い主に癒しを与えてくれる存在かと思います。
病気にかかりやすい事から飼うにあたってとても苦労がかかるかと思いますが、それ以上の癒しを与えてくれるかと思います。
ここまでの事を活かしてキャバリアとの楽しい生活を歩んで頂きたいと思います。
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