犬好きの中で人気犬種の一つとして、チワワはたくさんの犬種の中でもトイプードルと並ぶ人気で飼っている方もたくさんいます。
小さくて華奢な体に大きなうるうるした瞳がなんとも言えず可愛いですよね。
こんな可愛いチワワちゃんですが、まれに吐いてしまうことがあるようです。
その要因は一体何なのでしょうか?
今回はチワワが吐いてしまう要因や、その対処法などをご紹介していきます!
チワワが吐いてしまう要因とは
チワワに関わらず、犬は何らかの事情で吐いてしまうことが多い動物です。
もし飼っているチワワが吐いてしまったら、なんで吐いてしまったのか前後の状況や行動を考えてみて下さい。
吐いた後にケロッといつも通りに戻るのか、吐いた後も苦しそうにしているのかどうかを見極める必要があります。
チワワが吐いてしまった時に考えられる要因は、大きく分けて4つあります。
考えられる要因その1|空腹状態
空腹が原因の場合は、胃液が過剰に分泌されるため吐いてしまうことがあります。
白く泡立った胃液や黄色の胆汁が特徴です。
吐いた後に通常通りご飯を食べていたり、いつもと変わらない状態であれば、それほど心配する必要はないでしょう。
また、犬が食べてはいけないものを食べると吐いてしまうこともあります。
こちらの記事も参考にどうぞ>>関連記事 犬に与えていいもの、ダメなもの
考えられる要因その2|食べ過ぎ
食べ過ぎが原因で吐くことも多々あります。
一度に大量の餌を与えたり、急いで食べてしまうと消化能力を上回り吐いてしまうことがあります。
人間でも食べ過ぎると気持ち悪くなりますよね?犬も同じです。
食べ物でいうと、餌の種類を変えたりした時にもまれに吐いてしまうことがあります。
考えられる要因その3|ストレス
チワワはストレスが胃にきやすい犬種で知られています。
皆さんは犬にとってストレスの要因になる元を知っていますか?
肉体的な苦痛や環境の変化、空腹や喉が乾いていてもストレスになります。
なるべく愛犬にとって過ごしやすい環境をつくって、ストレスのないように心がけましょう!
また、極度の興奮状態、動揺、恐怖心から吐くこともあります。
チワワの気持ち
>> チワワの気持ちをしぐさや行動で読み取ろう!
考えられる要因その4|病気
吐いた時にぐったりしていたり、目がうつろだったりした場合、体調が悪い可能性があります。
下痢、熱、吐いたものに血が混ざったり、いつもと比べて何かおかしいなと思ったらすぐに動物病院へ連れて行ってあげて下さい。
チワワが吐いてしまった場合の対応として、まずは問題のない嘔吐なのかどうかを見極めえる必要があります。
吐く前の前兆行動
吐く前によく起こる行動としては、えずく・咳をする・よだれが多いの3つがあります。
仰向けや横を向いてえずいている時は、誤飲防止のためにうつ伏せにしてあげましょう。
無理に餌なども与えず、なるべく安静に、ワンちゃんが落ち着ける環境を作ってあげて下さい。
また、咳をしていたりよだれが多い時は、吐き出しや嚥下困難の場合があります。
飼い主さんは、犬が口に入れられるような大きさのものは床に落とさないように気をつけて下さい。
吐いた後、普段と変わらない場合は一過性かもしれませんが、ぐったりしている時も動物病院で診てもらうようにしましょう。
吐く頻度
吐く頻度によって急性か慢性のどちらかに分類されます。
嘔吐が1回だけ、または3日以内で嘔吐がおさまるようであれば急性嘔吐です。
早食いや異物誤飲、感染症などの疑いが考えられます。
また、嘔吐が3日以上続くようであれば慢性嘔吐と判断できます。
この場合は何らかの病気の可能性も考えられるので、たとえチワワが元気でいても病院を受診することをおすすめします。
チワワが吐いてしまう原因や対処法をご紹介しましたが、いかがでしたでしょうか?
チワワが吐いた時の対処法で一番大切なのは、冷静になってまず愛犬の状態を見ること。
問題のない嘔吐かどうかを判断して冷静に対処できることです。
チワワが吐いた後もぐったりしていたり元気がない場合は、病気の疑いがあります。
また、元気であっても3日以上嘔吐が続く場合も、注意しなければいけません。
愛犬の異変にしっかり気づけるように、日ごろから適度にコミュニケーションを取ることが大切です。
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