賢い犬と言われているトイプードルですが、しつけは必要です。きちんとしつけをしないと飼い主さんと愛犬との関係性にも影響を及ぼします。
子犬時期にじゃれ合う形でしてくる甘噛みは、そこまで痛くないので叱らずにいることもあるかもしれません。
ですが、そのまま治らずに成長し、本気噛みの癖がついてしまうと人に怪我をさせてしまうなんてことにもなりかねません。
子犬の頃からきちんと噛むことはいけないとしつけすることが大切です。今回はトイプードルの甘噛みや噛み癖をしつける方法についてご紹介いたします。
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トイプードルの甘噛みと噛み癖のしつけ方
トイプードルはなぜ甘噛みをするのか
甘噛みはトイプードルの子犬なら必ずと言っていいほど、癖になる行為です。
その大きな理由のひとつとして、トイプードルは好奇心が旺盛ということが挙げられます。
子犬の頃は特に顕著に表れ、目に入るもの全てを口に入れて確かめたいという欲求があるのです。
更に歯の生え変わりなどで、かゆさから物や人の手を口に入れてしまうこともあるので、その場合はおもちゃなどを与えるのが効果的です。
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トイプードルの甘噛みや噛み癖を治すしつけ
まず、物や人間の手を噛むことは悪いことというのを理解させることが重要です。
物を噛んでいる姿を見つけたら、なるべく低い声で『ダメ』などの短い同一の単語で注意します。
普段の話し声では怒っていることが伝わり難いので低い声で伝えます。
そして毎回同一の単語で注意することでこの単語の時は叱られていると学習してくれます。
悪いことをすると嫌な思いをするという事を植え付けるのが大切なので、かじり防止のスプレーなどを掛けておくのも良いかもしれません。
噛むと苦みを感じる成分が入っているので、嫌な記憶として噛まなくなることもあります。
そして、遊んでいる際に人間の手を噛んだ場合は、楽しくてテンションが上がっている時なので、高い声などで注意しても逆効果です。
即座に遊びを中断し、無視をすることが効果的です。
飼い主さんに遊んでもらっているというのは愛犬にとって至福の時です。
それが終わってしまうというのは愛犬にとって一番嫌なことなので、噛まれた時点で遊びが終わってしまうことで、噛むという行為=悪いことと理解させましょう。
もちろん一回では理解してくれないので、その後も噛んでくることもあるでしょう。その場合も同様に遊びを中断して無視します。覚えるまで繰り返しましょう。
噛み癖は簡単には治らない
甘噛みや噛み癖は、簡単には治すことは難しいかもしれませんが、根気よく繰り返し教えることが大切です。
また、家族全員で噛んだ時の対応を同じにすることも重要です。人によって叱り方や対応が違うと愛犬は混乱し、治るのに時間が掛かってしまうこともあります。
遊んでいる時などに叱らなくてはいけないのは心苦しいですが、なるべく子犬の時期からきちんとしつけをし、飼い主さんも愛犬も楽しく過ごせるようにしたいですね。
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