妊婦が犬と接するときの注意点

はじめに

犬を飼っているご家庭で、奥様の妊娠が判明する場合があるでしょう。妊娠中は神経質になりますし、いつも以上に体調管理に気を付ける時期でもあります。妊娠した際に気になるのが、愛犬との接し方ではないでしょうか。これまで通りでよいのかよくないのか、悩むところです。今回は、妊婦と犬が接する際の注意点についてご紹介いたします。

妊婦と犬が接する際に気を付けることとは?

犬やネコなどペットを飼っている妊婦は、妊娠中に動物と接する場合に気をつけなければならない事があります。

☆トキソプラズマ症
トキソプラズマ症は、人畜に共通する感染症のひとつです。「トキソプラズマ」という原虫が人間の血液中に感染する病気で、妊婦が妊娠初期に感染してしまうと、胎児に大きな影響を与えることがあります。重篤な障害を負う場合があるため、十分注意が必要です。

☆トキソプラズマ症の感染源とは?
実は、犬の半数はトキソプラズマ症に感染していると言われています。トキソプラズマ症の感染源は便ですが、トキソプラズマ症にかかっている犬の便から人への感染はありません。トキソプラズマ症の感染源はネコの便です。ネコの便によってオーシストと呼ばれる卵から感染します。人間や犬がトキソプラズマ症にかかる原因は、土を触ったり不衛生な場所にいることや加熱が不十分な肉を食することによる経口感染です。
妊娠経験のある方はご存知の方もいらっしゃるでしょうが、ペットを飼っている方は妊娠初期にトキソプラズマ症の抗体検査を受けることになります。妊娠初期にトキソプラズマ症に感染すると、胎児に影響を与えることがあるので十分に注意しましょう。

☆犬を飼っている妊婦さんへの注意点
1.妊娠中は、犬に口を舐められたり、口移しで食べ物をあげることは避けてください。
2.糞や尿の始末やトイレシーツの交換は、避けてください。どうしてもやらなければならない場合には、必ずマスク・手袋を着用しましょう。

まとめ

トキソプラズマ症は、感染しても健康な人には全く問題はありません。しかし、妊婦が初めて感染した場合は、胎児にも感染が及ぶことがあるので注意しましょう。感染した胎児には、流産・死産、脳や眼の障害などが生じることがあります。犬に口を舐められるなどの濃厚な接触がなければ大丈夫なので、清潔を心がけ感染を防ぎましょう。

 

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