愛犬の行動に時々びっくりさせられる事があると思いますが、中でも自分のウンチを食べている姿を見て驚いた事があるという方もいらっしゃるのではないでしょうか?
人間には考えられない、犬が糞を食べる行動には、実は理由があるのです。
また、食糞の対策についてもご紹介します。
犬はなぜ糞を食べる?食糞の理由と対策
そもそも犬が糞を食べる理由には諸説あり、まだ解明されていません。
ですが愛犬の食糞問題に悩んでいる飼い主さんは多いようです。
多くの場合は子犬から成犬になる段階でなくなるのですが、中には大人になっても治らないワンちゃんもいます。
考えられる食糞の理由とされている代表的な物をご紹介していきます。
・興味本位
子犬は好奇心旺盛です。様々なことに興味をもち、食糞してしまいます。
・外的から身を守る本能行為
親犬が子犬の糞を食べる事があります。これは、子犬の糞の臭いを消して外的から守るという目的と言われています。
・トラウマ
トイレ以外の場所で排泄し、飼い主に怒られた経験がある犬は「排泄=怒られる」と考えてしまい、排泄物を隠そうとして食糞することがあると言われています。
・栄養不足
ビタミンやミネラル、消化酵素不足の場合に、食糞されることがあります。
・ストレス解消
過度のストレスがかかっていたり、痴呆、精神状態が不安定な場合に食糞することがあります。
・空腹を満たすため
この理由が考えられる1番の理由で、単純に餌の量が少ない可能性があります。
他にも、かまって欲しかったり遊んで欲しかったり、犬は綺麗好きなので自分の周りが汚れているのが嫌な可能性があります。
犬の食糞の注意点
犬の糞には、細菌やウイルスが混じっている可能性があります。栄養もありません。
子犬、成犬問わず食糞させないように注意して下さい。
食糞を止めさせる方法
犬が排泄をしたら、すぐに片付けることが一番の解決方法です。
排泄物は速やかに片付けて食べることが出来ないようにしましょう。
ビタミン不足の可能性もあるので、ドックフードにビタミンやミネラルのサプリメントを混ぜて与えることも良いでしょう。
もしかしたら普段のドッグフードに飽きているかもしれないので、いい機会だと思ってちがものに替えてみるのもいいかもしれません。
また、ストレスを溜めないように積極的に運動をさせてあげるようにしましょう。
ご紹介した対策法を試しても、食糞行為が治らない場合には、消化器系の病気や寄生虫が疑われます。
動物病院を受診することをオススメします。また、病院受診の際には、愛犬のウンチを持参するようにしましょう。
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