犬種一覧|アラスカンマラミュート

アラスカンマラミュート

アラスカンマラミュートの性格

オオカミのような外見に似合わず、性格は穏やかで従順、人に対して愛情深く、献身的です。
ただし、頑固な面もありますので、人との暮らし方は子犬の頃から十分に身につけさせるようにしましょう。
多数の犬とそりを引くために育種されてきた犬種ですので、協調性が高く平和的です。
ほかの犬とも仲良くできますが、うるさく付きまとわれたりすると強く出ることがあります。

アラスカンマラミュートの毛色


ライトグレー、グレー、ブラックなど灰色を中心とした黒系統の色合いと、セーブル、レッドなど茶色系統の色合いのものに大きく分かれます。単色はホワイトのみとなります。

アラスカンマラミュートの気を付けたい病気


毛包形成不全、亜鉛反応性皮膚炎、甲状腺機能低下症などを原因とする皮膚疾患が起こりやすい犬種です。
高温多湿の日本では皮膚疾患を悪化させやすいので、日常的なブラッシングでよく観察してあげましょう。
胸の深い大型犬ですので、食事のドカ食いは胃捻転を引き起こすことがあります。皮膚疾患の予防のためにも、良質なフードを選び、落ち着いて食事ができるように環境を整えてあげたいものです。食事の後は静かに過ごさせましょう。
大型犬に遺伝的に起こりやすいとされている股関節形成不全が起こりやすいとされています。成長期の栄養不足や運動不足は、股関節の正常な発育を妨げることがありますので、しっかりと運動をさせてあげましょう。

アラスカンマラミュートの歴史

灰色の毛並みとがっしりした四肢、とがった耳と長めのマズルなど、アラスカンマラミュートにはオオカミを連想するたくさんのイメージがあります。その起源ははっきりしませんが、古代から存在する犬種と考えられており、アラスカのイヌイットであるマラミュート族に飼われ続けてきたことはわかっています。イヌの起源についての近年の研究では、オオカミとアラスカンマラミュートのDNAは極めて近いことがわかっており、この犬種が古くから人間とともに暮らしてきたことをうかがわせます。

極寒の地の使役犬としてそりを引き、狩猟のお供をしていたこのたくましい犬は、18世紀にアラスカに入った欧米人によって発見されました。この時代、アラスカには金鉱が発見され、多くの白人が訪れたのです。やがて、白人の入植や犬ぞりレースの流行でアラスカンマラミュートへの需要と人気が高まり、レースや使役それぞれの目的のために他犬種との交配が始まりました。
やがて、純粋なアラスカンマラミュートの数は激減してしまったのです。

しかし1920年代に入ると、犬ぞり愛好家により純粋なアラスカンマラミュートが発見され、保存運動の機運が高まって、再び繁殖されるようになりました。第二次世界大戦の頃には、多くの犬が戦禍のため失われる中、寒さに強く力のあるアラスカンマラミュートは逆に大変重宝されて、軍用犬として使われるようになったのです。
原産国アメリカで最初に登録されたのは意外と新しく、1935年になってからのことでした。

 

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