わんちゃんに嫌われてしまう七つの行動

犬のしつけ/犬の気持ち

多くのわんちゃんは飼い主さんのことが大好きです。ですが、そんなわんちゃんであっても苦手な人や嫌いな人がいるのも事実です。

中には「なぜか、わんちゃんに威嚇されてしまう」「吠えられることが多い」なんて感じている人もいるかと思います。

本日は、わんちゃんが嫌いなヒトの行動をいくつかご紹介します。これを機に普段の行動を見直してみてはいかがでしょうか?

多くのわんちゃんは飼い主さんのことが大好きです。

ですが、そんなわんちゃんであっても苦手な人や嫌いな人がいるのも事実です。

中には「なぜか、わんちゃんに威嚇されてしまう」「吠えられることが多い」なんて感じている人もいるかと思います。

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大声を出す人

わんちゃんが私たち人間と比べて、非常に聴力に優れている、ということは多くの人が知ることと思います。
厳密にどれくらいの差があって、何倍ほどわんちゃんの方が聴こえているのかは、まだ明らかになっていないそうなのですが、とは言っても少なくとも人間の何倍もの聴覚を持っているとは予測されていますし、聴こえる音の範囲は人間よりもはるかに広いです(人間は16〜2万ヘルツ、わんちゃんは65〜5万と言われています)。

そんなわんちゃんにとって大きな物音や声は、すごい衝撃になります。ですので、人と接するのと同じ感覚で大声を出してしまったり、高い声を出してしまったりすると、わんちゃんはその人に対して苦手意識をもってしまい、次第に嫌われてしまいますので、気をつけてあげてくださいね。

突然驚かす人

わんちゃんは突然、大声を出したり、近寄ってきたり、無闇に触ってくる人が苦手です。
元々わんちゃんは野生の時の名残で警戒心も強い上、動体視力も人間よりも高いです。
ですので、突然の動き、声、物音にはとても敏感で警戒心を抱きます。

ちなみに人の子供が苦手なわんちゃんが多いのは、これらの『突然の〇〇』が人の子供には多いからです。

よくよく考えてみれば、自分より何回りも大きな生物がいきなり触れて来ようとしたり、大きな声を出したりしたら、怖いですよね。

それにそもそも、多くのわんちゃんは知らない人から触られることが嫌いです。

当然個体差はありますが、基本的にはいい子にしているわんちゃんも内心では「ちょっと苦手だな」と感じることが多いようです。

あくまで「飼い主さんが喜んでくれるなら、ちょっと我慢しとこうかな、、、」のように感じながら大人しくしてくれていると思ってください。

もし、わんちゃんに触りたいようなら、いきなり触るようなことをせず、一旦わんちゃんに対しても合図をしてから触ってあげると良いです。

例えば、触る前に自分の手の匂いを嗅がせてあげて、わんちゃんが自分から近寄ってきてくれるのを待ってあげてください。

そうすると、少し人見知りのわんちゃんでも安心して、近寄ってきてくれますよ。

目を見つめる人


カワイイわんちゃんの目をじっと見つめることが好きな方も多いですが、実はこれもわんちゃんから嫌われてしまう行為の一つです。

なぜなら、わんちゃんの中では目を見つめることは威嚇や警戒といった意味で使われるコミュニケーションなのです。

ですので、わんちゃんに近づくときは初めからあまり目をのぞき込まず、まずは手を差し出し、の匂いを嗅がせてあげましょう。

初めから目を覗き込んでしまうと「こいつは敵だ!」と勘違いされてしまいますので、それだけはくれぐれも気をつけてくださいね。

顔を隠している人


最近の研究結果でわんちゃんは人間の顔を見て表情を読み取っているということがわかっているようです。

当然、聴覚や嗅覚ほどは鋭くはないようですが、それにしたってすごいですよね。

そのため、マスクにサングラスのような怪しいファッション(笑)をしていると、わんちゃんは不安を感じるようです。

そんなファッションだったら人間だって不安になりますよね。

わんちゃんと接するときもなるべく顔をしっかり出して、付き合ってあげてください。そのほうがわんちゃんを安心させてあげることができますよ。

匂いが強い人


わんちゃんは人と比べ、嗅覚が鋭いので、匂いに対しても敏感です。

そんなわんちゃんの嫌いな匂いは「人工的な匂い」です。例えば、香水やタバコはその最たる例です。

女性や男性問わず、そういった匂いを纏った人がいますが、それらの自然界にはない、人工的な匂いをする人が近くにいると、「これは何の匂い・・・?」とわんちゃんは警戒してしまいます。

もし犬と暮らしていたり、これから一緒に暮らそうとしている方はタバコや香水はなるべく避けることをおすすめします。

強すぎる匂いは、わんちゃんの健康にも害を及ぼす可能性もあります。

犬が苦手な人


「そんなこと分かるの?」と思う方もいるかもしれませんが、わんちゃんは自分のことを嫌いな人のことを敏感に察知します。

どうやってそんなことを判断するのか? それは嗅覚です。

私たち人間は緊張したり、苦手意識を持つと、自分でも気づかぬうちに少量の冷や汗をかいています。

この冷や汗は普通の汗とは分泌物が異なり、わんちゃんはその匂いを嗅ぎわけることができるのです。

すると「この人は僕のことが苦手なんだな」と気づいてしまい、わんちゃんの方からも警戒し、避けてしまいます。

わんちゃんが苦手なら無理に近づくことはしない方が懸命ですね。

いかがでしたでしょうか?

わんちゃんたちはわんちゃんたち特有の物差しで私たちのことを見ています。

それは視覚や優れた聴覚・嗅覚などです。

わんちゃんと過ごす上でそれらをしっかりと考慮しながら、わんちゃんの嫌いな行動を慎んで生活していけたら、さらにわんちゃんとの絆が深まるはずですよ。

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