愛犬のしつけで一番困っているのがトイレではないでしょうか。家の中でゲージに入れず放し飼いをしていて、シーツも用意したのに帰ってきたら部屋のあちこちに粗相をしてしまっていたという経験はありませんか?この記事ではトイレのしつけ方を紹介致します。
なぜ犬はおしっこをトイレでしてくれないのか
自分の愛犬がなぜ指定の場所でおしっこやうんちをしてくれないのでしょうか。それはいくつか理由があります。ペットショップやブリーダーのもとで子犬の頃はしつけがされていなかったり、育った環境が悪くトイレに失敗してしまったことを、怒られたことがあることや、トイレのスペースが狭く、ハウスとトイレの判別ができていない。また、飼い主さんに自分がいることを分かって欲しいためだとされています。なぜおしっこを失敗してしまうのかは、犬の性格にもよりますので明確な理由はわかってはいません。
犬のおしっこをしつけるときのポイント
犬のおしっこをしつける時に一番重要なポイントは強く怒らないことです。強く怒ってしまうと、今後もしつけがしにくくなってしまいます。
犬は一度強く怒られると、トイレはいけないことと学習して、飼い主の見えないところで、おしっこやうんちをするようになります。また叱ることしかしなくて、褒めてあげられていない飼い主さんも少なくありません。おしっこがうまくできなくても、しっかりと出来た時は少しオーバーなぐらい褒めてあげましょう。
犬のおしっこのしつけ方
トイレを覚えさせるには、まず愛犬が生活しているスペース一面にペットシーツを10枚くらい敷き詰めていきましょう。愛犬がおしっこをしたいと思うタイミングを見計らい、ゲージから出し、ペットシーツを敷き詰めた場所に誘導します。飼い主は何かしら声をかけ、愛犬についていきます。すると、愛犬はそのどこかのお気に入りの場所を探しておしっこをします。そのおしっこをした場所は愛犬にとってベストな場所付近になりますので覚えておきましょう。そして上手にできたら褒めてあげることが重要になります。これを繰り返していくことで、愛犬がよくオシッコをする場所が定まってきますので、おしっこをしていないシーツを取り除いていきましょう。
それができるようになったら、ハウスのゲージとトイレのゲージを遠ざけて置いてみましょう。愛犬がおしっこをしたいサインを出した時は、トイレのゲージまで抱いていき、おしっこをするまで待ち、トイレが出来たならご褒美をあげて、褒めてあげましょう。ここで愛犬には「トイレがうまくできると良いことがある」と思いこませることが重要になります。
屋外での犬のおしっこのしつけ
屋外でのトイレのしつけ方は基本室内のしつけ方と変わりません。しかし、屋外での生理現象は室内よりもコントロールが難しくなってきます。結果的に散歩中にもよおしてしまい、粗相をしてしまいます。対処法としては携帯用の水を水やビニール袋をいくつか持参しましょう。しかし環境的には、携帯用の水で洗い流したおしっこは環境汚染などと言われていますが、時間がたてば雨が降って流れてしまうので問題ないのですが、うんちを入れる袋を忘れてしまいそのままにしてしまうという飼い主も多いです。そういった行為は近隣トラブルなどにもなりかねないため、散歩の前にトイレに行かせて未然に防ぎましょう。
まとめ
子犬の頃からトイレができないのは当たり前であり、それをしつけていくのは飼い主による適切なトレーニングが必要になってきます。おしっこをしつけるにあたって、大事なことは決して強く怒らないで、うまくできた時にはしっかりと褒めてあげることが重要になってきます。しっかりとトイレを覚えさせて、お互いにストレスフリーな生活を過ごせるようにしていきましょう。
スポンサーリンク