犬にも花粉症ってあるの?こんな症状は花粉症かも

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犬と花粉症について

花粉症の人にとって春ってとても憂鬱になる季節でもありますよね?

頭が痛くなったり鼻水や目ヤニなど、テンション下がることだらけです。

人間よりも鼻のきく犬は花粉症に対してどうなのでしょうか?

よく、くしゃみをしたり目ヤニが出ているワンちゃんを見かけますよね?アレルギーによる症状なのでしょうか?

検証しながら学んでいきましょう。

そもそも花粉症になるの?

先に結論を書きますが、犬も花粉に反応してアレルギー症状を発症するワンちゃんが多くいます。

人間と同じで3月頃から症状が出始める犬が多いそうです。

外に散歩に行くと、犬は人間に比べて低い位置を歩いていますよね?

そうすると空中を漂ってる花粉や、道路や地面に散らばっている花粉まで多く吸い込んでしまうのでアレルギーを発症しやすくなるんです。

花粉に反応するとどのような症状、病気になるのか見ていきましょう。

主な症状はこんな感じです↓↓↓

  • くしゃみ
  • 目ヤニ
  • かゆみ
  • 鼻水
  • 外耳炎

人間と同じですね(笑)

動物病院の先生に聞いてみると、犬は花粉に対してアレルギーが出ると皮膚に症状が現れる犬が多いそうです。

乾燥性皮膚炎やかゆがったりするようなので、そういう仕草を見たら1度動物病院で見てもらいましょう。

花粉症予防、ケアについて

まず、花粉症かなと思ったら動物病院で検査をしてもらいましょう。

犬は花粉症以外にもいろいろなアレルギーを発症しやすいので、病院で検査をして花粉症と判断されたらそれにあった薬を処方してもらいます。

花粉症を発症しやすい犬種】犬の中でも特に柴犬やシーズー、ブルドッグやパグといった犬種が発症しやすいそうです。

飼い主が自分でも出来るケアとしてまず、散歩から帰ってきたらブラッシングをしてあげる。

犬は被毛で体が覆われているので、静電気などで体に花粉が付着しやすいんです。

そのまま家に入ってしまったら家の中は花粉だらけですよね?

人間にもよくないので、花粉の多い時期は特に洋服を着せてあげたりマメにブラッシングするようにしましょう。

シャンプーや目の周りを濡れコットン等で優しくふいてあげるのもおススメですよ!

他にも、雨の降った次の日や風の強い日も花粉は舞いやすいので少し気遣うと良いですね。

注意すべき草花は?

人間で花粉症といえばスギ花粉が有名ですが、犬はブタクサによる花粉症が多いと言われています。

ブタクサはキク科の植物で散歩コースには割とどこでも生えている草のようです。

参考文献によると、犬の花粉症が注目され始めたのはアメリカでのブタクサによる花粉症で、そこから一気に認知されるようになりました。

ブタクサは日本では秋頃からなので、暖かくなってきた春頃はやはりスギやヒノキの花粉に注意してあげましょう。

症状は?

犬が花粉症になると現れる症状は、顔をよく掻いたり目ヤニがいつもよりも増えたり鼻水が出てたりします。

症状ごとに少し細かく対処法を見ていきましょう。

目ヤニ→目ヤニの原因はアレルギー以外にもドライアイや結膜炎など、様々な原因がありますね。

結膜炎は、結膜が炎症を起こし目の周りを掻いてしまってあれてしまいます。涙が多くでるので目ヤニの原因になります。

ドライアイも乾いた目ヤニがでる原因になります。

ケアの仕方としては、コットンや綿棒を軽く濡らして優しくぬぐってあげるようにして下さい。

こすってしまうと余計に炎症が広がってしまうので注意しながら行います。

もし目元で涙が固まってしまっていたら、蒸しタオルやぬるめのお湯でコットンを湿らせてふやかせながら優しくぬぐってあげましょう。

鼻水→鼻水にもいろいろな原因がありますが、主に鼻炎によるものや伝染性疾患の場合等があります。

伝染性疾患は、ウィルスや細菌が犬の体内に入り咳をするのですが、鼻水が出るときもあります。

鼻炎は、鼻の中の粘膜が炎症を起こしていてくしゃみや鼻水が出ます。サラッとした状態から粘性の鼻水に変わったりもします。

まれに血が混じったりもするようですので、その時は1度病院で診察してもらって下さい。

ケアの仕方は、鼻水が多く出ていたり膿のような鼻水が出ていたらこまめに拭いてあげるようにしましょう。

目ヤニの時と同じように濡れコットンや少し温めたタオルなどで優しくぬぐってあげて下さい。

鼻先が少し湿っていたり乾燥しているくらいなら問題ありません。

かゆみ→犬が足で顔や体を掻くのはよく見ますよね。これ自体はよくあるのですが、同じ部分を何度も掻いていたら見てあげましょう。

もともと炎症があってかゆかったり、すでに炎症があって掻いていたりもします。

治りが遅くなってしまうので、皮膚を見てあげて、なにか問題があれば病院に連れていき処置してもらって下さい。

犬はキレイ好きなので、生理現象としても体をなめていたり掻いたりするので、何もないときはそのままで大丈夫です。

コミュニケーションをとる意味でも普段から愛犬をよく観察することで、病気や異変を早期に発見することが出来ます。

普段と何か違う状態が長く続くようなら、1度かかりつけの動物病院に連れて行ってあげて下さい。

徐々に気温も上がっていきお散歩日和になってきますが、それと共に飼い主や犬にとってもつらい花粉症の時期がやってきます。

春から秋にかけては散歩から帰ったらいつもよりブラッシングをこまめにしてあげたり、手足、顔周りをきれいにしてあげて下さい。

タイミングとしてはお家に入る前がベストですよ!

晴れた暖かい日には、いつもとは違う散歩ルートを通ってみるのもいいのではないでしょうか。

新しい発見もあるかもしれません。いろんな日常をワンちゃんと共に楽しみましょう。

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