犬の否定的なしぐさ5つ。行動に注目してみよう!

犬のしつけ/犬の気持ち

ペットホテルLion Heart(ライオンハート)の入澤 翔太郎です。今回はコラム第三弾となりました!

犬は私たち人間と違い、言葉を話すことができないので、どうしても彼らがどんなことを思い、感じているかが分からない、なんて瞬間があると思います。

本日は犬が行う仕草の中でも『否定的』なものを取り上げていきます。

犬の気持ちを理解し、犬の不安を取り除いてあげてください。そうして、犬とのより良い関係を築く役に立ててもらえれば幸いです。

犬の否定的なしぐさ1|しっぽを振る

犬がしっぽを振っていると、機嫌が良いというイメージを描く方も多いのではないでしょうか。もちろん、そういう意味を持つ場合もありますが、犬は否定的な感情でしっぽを振ることもあるのです。

近年の研究によると、しっぽを振る向きで犬の気持ちを判別できるという結果が出ているようです(しっぽの向きで犬の気持ちが分かるってのも中々驚きな研究ですが)。

犬が不安や緊張、警戒という否定的な感情を抱いている時は、しっぽを低い位置で、左寄りで振るそうです。

ちなみに機嫌が良かったり、興奮している時は左寄りではなく、右寄りでしっぽを振ると言われています。このように犬がしっぽを振っている時はしっぽの高さと左右どちらの向きなのかによって意味合いが変わってきます。意識して観察してあげましょう。

犬の否定的なしぐさ2|身震い

しっぽだけでなく、犬が全身をブルブルっと震わせる場合も実は犬の不快な気持ちを表していることがあります。

それはどんな場合かというと、主に見知らぬ人や馴染みの薄い人に触られた後に身震いした場合です。来客の際、初対面の人が撫でたりした際には「知らない人に触られるのはちょっと嫌だなぁ」なんて風に犬が感じていると認識して良いでしょう。

犬の否定的なしぐさ3|あくびをする

これは意外に感じるかもしれませんが、実はあくびも犬にとっては否定的な気持ちになっているというサインである場合があります(もちろん単純に眠い場合もありますが)。

眠気以外の場合、犬の緊張の気持ちを表したり、飼い主さんのことを落ち着かせようとしているそうです。これは前もって知っていないと、さすがにただ眠いだけだと勘違いしてしまいそうですね。

これを機にあくびにも少しだけ気にかけてあげると良いかもしれません。

犬の否定的なしぐさ4|首を後ろ足で掻く

犬の後ろ足で首あたりをカリカリと掻いている仕草も実はあくびと近い意味があるサインです。首以外では、前足で鼻を掻いている場合もあくびと同じような意味があると言われています。

漫画とかで人間が困ってポリポリと首や鼻を掻く仕草と近いですね(実際に人間が困って鼻を掻いたりする仕草はあまり見ないような気がしますが)。

犬の否定的なしぐさ5|鼻を舐める

これは、犬が緊張状態の時に発現するサインで、自分を落ち着かせることと、近くにいる相手に対して「落ち着いて!」というメッセージを投げかける意味をもちます。

周りの誰かが焦っていたり、犬自身が不安を感じている時に見られるでしょう。

とはいってもペロッと鼻を舐めるだけですから、この仕草に関しては見逃してしまうことも多いことでしょう。ですので、頭の片隅に入れておくくらいで良いかもしれませんね。

犬の否定的なしぐさのまとめ

いかがでしたでしょうか?

今回は犬が否定的な気持ちに見せる仕草についていくつかご紹介しました。

不安、緊張、警戒、そんな犬の気持ちに気づいてあげられることができれば、その原因にも対処ができるかもしれませんね。

犬の周囲の環境を整えてあげることができるのは飼い主さんだけですので、少し注意して目を配ってあげてくださいね。

そうすれば、さらに犬との信頼関係が築けることでしょう。

【ペットホテルLion Heart(ライオンハート)について】

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