犬の正しい暑さ対策3つ!熱中症になった時の対処法もご紹介!

犬の健康/犬の美容

暑さが厳しい夏がやってまいりました!

人間だけでなく、毛で覆われてる犬にとっても辛い季節です。

厳しい暑さを快適に過ごせるために、今回は、夏の暑さ対策をご紹介します。

■犬の暑さ対策を知る前に!犬の平熱はどのくらいなの?

犬の平熱は38.5度と言われており、人間よりもやや高い程度です。

暑さが厳しい夏は、人間と同様に熱中症になる危険性もあり、あえぎ呼吸やよだれなどの症状が現れた場合には、すぐに動物病院へ連れていきましょう。

まずは、熱中症にならないためにも日頃からの暑さ対策を行う必要があります!

■犬の暑さ対策3つ

1:いつも以上に水に気を配る

普段から水を備え付けたり、お皿に出してあげたりしているかと思いますが、

夏のときは、水の温度が高くなりやすいため、氷を入れてあげたり

備え付けの場合は、朝入れた水を夕方ごろには交換してあげましょう。

暑さでぬるくなった水を飲んでも、体温を下げるための効果は薄くなります。

また、温度が高いと菌が繁殖しやすくなりますので、夏場の水はいつもより

注意してあげることが大切です。

また、おやつ感覚で、氷を直接あげるのも効果的です。

氷をガリガリ噛んで、ストレスの解消にも役立ちます。

2:涼しい場所を作ってあげる

犬は、自分から居心地の良い場所に移動します。

暑いときは、涼しい場所、冷たい場所を見つけて、そこに居座ります。

自由に好きな場所にいさせてあげることが重要です。

自由にさせることができない場合は、直射日光を避けて

日陰を作ってあげましょう。

身近で一番良い場所は、日陰のフローリングです。

フローリングは冷たく犬にとって涼しいため、居心地の良い場所となります。

涼しい場所が無い場合は、作ってあげましょう。

ホームセンターなどに売っている、大理石のタイルなどを敷いてあげることで、

簡単に涼しい場所を作ってあげることができます。

このタイルを使うことで、ゲージの中にいたとしても、使用する枚数でスペースを

調整することができ、とても便利です。

また、タイルを少し水で濡らしてあげることで、冷たい場所に早変わりします。

他にも、ペット用のひんやりするシートなど暑さ対策グッズが販売されているので、そういったグッズを活用するのもおすすめです。

3:部屋の温度には注意が必要!

いくら他の暑さ対策をしていても、空気の通りが悪く、部屋の温度が高ければ

対策の意味が無くなってしまいます。

熱中症の原因の多くは、室温が高い場所に長時間いたことによる体温の上昇が

原因となります。

窓を開けて風通りをよくして涼しくすることが一番ですが、

近年の気温では、それだけでは満足に快適にすることが難しくなってきており、エアコンをつけることが多くなりました。

直接風が当たってしまうと、逆に寒くなってしまうので、

扇風機やサーキュレーターなどで、エアコンの冷風を部屋全体に循環するように

空気をかき回して下さい。

外出するなど、犬から離れなければいけないときなども、

エアコンを付けっぱなしにして、部屋を涼しいままに保ってあげると良いでしょう。

■犬が熱中症になった場合

冒頭でも少しお話ししましたが、夏の暑さ対策を行っていても、熱中症になる場合もあります。

いつも以上に激しく呼吸している時やよだれがたくさん出ている時は、要注意です。

また、症状がひどい場合は下痢や嘔吐などを発症します。

犬が熱中症になってしまったら、熱中症になったと思ったら、すぐに涼しい場所に移動しましょう。

冷えている状態であれば、風呂場に連れて行くのも良いでしょう。

いきなり水をかけたり、急激に体温を下げるのは危険なので、

冷やしたタオルで拭いたりして、ちょっとずつ体温を下げていく必要があります。

また、熱中症は水分が足りていない状態でもありますので、

外的に体温を下げてあげると同時に、水を飲ませてあげましょう。

すぐにできる応急処置をしたら、すぐにでも病院へ連れて行きましょう。

■犬の夏の暑さ対策のまとめ

・冷たい水を小まめに取らせる

・涼しい場所を作ってあげる

・室温を下げる

犬と過ごす初めての夏だと、わからないことや判断が難しいことが多くあると思いますが、

ここで紹介した暑さ対策を参考に、夏を快適に過ごしてみてはいかがでしょうか?

よく観察をしてあげて、いつも以上に注意を配りましょう。

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