ポメラニアンの飼い易さと向いている飼い主さんの特徴とは?

犬種について/犬の毛色

ポメラニアンの飼い易さやお世話について、お悩みではありませんか?

小型犬愛好家も多い編集部が、新しくポメラニアンを飼う事を迷っているあなたに向けて、ポメラニアンを飼う時にどんなところに気を付けていけばいいのか。

どんな接し方をすればいいのかについて、特集していきます。

購入する犬種を迷っている方、これからポメラニアンを引き取る予定のある方は是非ご覧になっていって下さいね。

少しでもポメラニアンとの今後の生活を想像できる様になると幸いです。

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ポメラニアンの飼い易さと向いている飼い主さんの特徴とは?

ポメラニアン

ポメラニアンの飼い易さについて、まずポメラニアンの特徴をまとめていきましょう。

  • 原種はサモエドと言われ警戒心が強い
  • 警戒心の強さからよく吠える個体も居る
  • 賢く甘えるのが好き
  • 元々寒い地方の犬種の為暑さが苦手
  • 長時間の散歩が苦手

まず、ポメラニアンを育成する上ではこういった特徴を抑えなければなりません。

暑い外気にはそれほど強くなく、物理的な丈夫さも他の犬種に比べると優秀ではない為、その点は慎重に付き合っていく必要があります。

また、甘え上手で断わっても何度でも飼い主さんのところにおねだりに来るため、一人遊びもできるように育ててあげなければいけません。

もともと一人遊びは得意な犬種ですから、きちんと向き合ってあげればきちんと学習します。

とてもかわいらしい動作でお願いしてきたり、芸を仕込むとちゃんと覚えたりとかなり賢いので、しっかり向き合って付き合える飼い主さんが理想です。

毛の処理は大変ですが、実はビギナー向けの犬種の一つとなります。

室内飼いを推奨

ポメラニアンは体も小さく、暑さがとても苦手なので、室内で飼う事に向いている犬種です。

毛は独特のふわふわ感があり、暑さに対する体温調節が苦手です。

また、警戒心が強く知らない人に対しては吠えやすい性質もあるので、野外でしか飼えないという方は残念ながらポメラニアンを飼うのには不向きです。

まず室内許可のできる居住区であること。

さらに、自身で室内のコントロールができることが重要です。

ストレスがかからない様大きなケージを用意するほか、トイレのしつけや鳴き声のしつけ。

匂いや抜け毛の処理など、室内ならではの、やらなければならないことが沢山あります。

専用の居住スペースの確保とこまめな掃除が、ポメラニアンとの共存には必要不可欠なのです。

暑さ対策

ポメラニアン

ポメラニアンの祖先はツンドラ地帯でソリ引きをしていた、サモエドが原種と言われており、前述の通り暑さが苦手な犬種です。

そのため日本の夏場の暑さ対策は必須です。

夏の時期の散歩には高温多湿と呼ばれる厳しい気候の他に、アスファルトやビルの窓による照り返しなど、危険がいっぱい潜んでいます。

影の多い道や日差しのない夜間に散歩するなど、対策を十分に考えなくてはなりません。また毛が暑そうだからと言って、短く刈り込み過ぎるのも実はとっても危険です。

犬の毛は断熱材として体に熱が伝わりにくくしています。

毛が沢山あるポメラニアンにはそれが命綱である場合があり、専門のトリマーさんとよく相談して毛の長さを決めないと非常にカットが難しいです。

ポメラニアンは一人で遊ぶことも出来る犬なので、お留守番をさせる事もあると思いますが、家主が家を空けている時にもエアコンをかけて行くなど、部屋の温度の調整が必要です。

エアコンをかける時も人感センサーで設定されていると犬には反応せず意味がない場合もあるので、ちゃんと部屋が涼しい状態になっているか確認してから外出するように心がけましょう。

部屋の温度管理や、散歩時の暑さ対策ができる事はとても重要なのことなのです。

ポメラニアンとトリミングの重要性

ポメラニアン

前述の通りポメラニアンは、ツンドラ地帯で活躍していたサモエドをルーツに持っています。

ダブルコートと呼ばれる被毛で寒さから身を守って、体温を保てるように短く密集して生えているのが特徴です。

そのため毛玉ができやすく、こまめにブラッシングが必要となります。

あまりにひどい毛玉ができてしまった場合は、無理に取ろうとすると皮膚が傷ついてしまうかもしれませんので、動物病院やトリミングサロンにお願いした方がいいかもしれません。

また抜け毛も多いので、こまめに部屋の掃除を実行し常に部屋を清潔に保つように心がけましょう。

小物を部屋や床に奉仕ていると、毛と絡まって汚れてしまう可能性があり〼。

飼っている部屋はポメラニアンの部屋、というレベルで慎重に管理を行いましょう。

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ポメラニアンの自立心を尊重する

ポメラニアンは甘えん坊ですが、反面自立心が高く一人でも過ごすことができ堂々とした大型犬の様な性格を兼ね備えています。

大型犬の威風堂々とした面と、小型犬のかわいらしい面両方を併せ持っているのです。

自由な行動がとれないことでストレスがかかってしまうので、一人で遊んでいるときは、かまい過ぎずそっとしといてあげましょう。

甘えん坊ですが1人で遊ぶことができるのでそのように指導を重ねれば賢いポメラニアンはきちんと学習します。

この様に育成すると1日中構う必要がないため、忙しい人でも飼いやすいでしょう。

協調性も高く多頭飼いにも向いていますので、多頭飼いしたい場合は犬同士で勝手に遊んでくれます。

元々番犬向きであり、お留守番もできるお利口さんです。

かまい過ぎずにポメラニアンの自立心を尊重してあげることが、上手く付き合っていくコツなのです。

ポメラニアンは総合的に見ると、比較的お世話が楽な犬種です。

初心者や忙しい人でも飼いやすいと言えます。ポメラニアンの自立心を尊重し、適度な距離感でコミュニケーションが図れる飼い主さんが向いています。

散歩は1日1回行って、ストレスを和らげてあげてくださいね。

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