シニア犬の夏バテ対策5つ。夏を過ごしやすい環境に!

犬の健康/犬の美容

どうもこんにちは。ペットホテルLion Heart(ライオンハート)の入澤 翔太郎です。今回はコラム第二弾!

まだまだ暑い日が続く平成最後の夏。こんな日々はわんちゃんの体調にも大きく影響を与えますが、それがシニア犬となると影響もひとしおです。

本日はそんなシニア犬のための夏バテ対策をいくつかご紹介していきますね。

シニア犬の夏バテ対策1|「部屋の風通し」

屋外はとにかく暑いですが、お部屋の中なら夏バテは大丈夫かと言うと案外そんなこともありません。お部屋の中もそれなりに気温が上がっている上、湿度まで高いので、室内はまるでサウナ状態、なんてことも。。。

ですので、換気したり扇風機を使うなどして、お部屋の風通しを意識してあげるようにしてください。この時気をつけていただいきたいのが、扇風機の風を直接わんちゃんに当てないようにすることです。

これは扇風機の風を直接当てることにより、体温を必要以上に低下させないためです。シニア犬ですと、思っているよりずっと体温が下がりすぎてしまうことがあるんです。扇風機を使うのであれば、なるべく、風を回すイメージで使用し、わんちゃんに当たる風は窓から入ってくる自然風にしてあげると良いでしょう。

シニア犬の夏バテ対策2|「直射日光を浴びない」

扇風機と同様に直接、冷気や熱気をシニア犬に直接当ててしまうのはあまりオススメしません。彼らには刺激が強いですし、わんちゃんは人間と違い、汗をかかないため体温調整の様子が私たち人間とは違い分かりにくいので対処が難しいです。

ですので、初めからひなたぼっこや散歩の時もなるべく直射日光を避けたり、早朝や夕暮れ時の涼しい時間に済ませてしまうのが良いでしょう。

もし、暑い時間帯に屋外で過ごす場合は、暑さを避けるために木陰などで過ごすか日傘などで日陰を作ってしまうというのも手でしょう。

シニア犬の夏バテ対策3|「冷たいお水で水分補給」

お散歩など行ったあとは、わんちゃんの体温も上がっています。そんな時は冷たいお水で水分補給をしてあげましょう。「冷たいお水」という部分が重要です。なぜなら、純粋に喉を潤すという役割とは別に、体温を下げるという役割もあるからです。

ここで注意すべき点は氷水などのキンキンに冷えすぎたお水ですと、体温が下がりすぎてしまうという点です。何度も言うように直接的な冷気はシニア犬は苦手です。普通にある程度冷えたお水くらいにしておいてあげてください。冷蔵庫で冷やしたお水を少し常温の水で薄めてあげるとちょうど良いでしょう。

冷たすぎるお水ですと、最悪の場合ですと、お腹を壊しちゃうことも考えられます。

シニア犬の夏バテ対策4|「サマーカット」

特に長毛のわんちゃんの場合、夏は蒸れて非常に過ごしにくいです。それもそのはず、長毛の犬種というのはそもそも日本の機構に適さない犬種であることも多いのです。そういった場合はなるべく被毛をカットして短くして少しでも涼しくしてあげたいですよね。

これは先日の記事でも紹介した「サマーカット」と呼ばれますが、これもやりすぎは厳禁。

カットしすぎてしまうとわんちゃんのデリケートな素肌が夏の強い日差しに晒されてしまうので気をつけてくださいね。

シニア犬の夏バテ対策5|「保冷グッズを使う」

市販の保冷グッズも今はたくさん売られているので、色々とわんちゃんが気に入ってくれるものを試してみるのが良いですが、今回はおうちでも簡単に用意できるお手軽保冷グッズを紹介します。

水を入れたペットボトルを、冷蔵庫で凍るまで冷やす。たったこれだけです。このようにして作った氷ペットボトルをタオルでしっかりとくるみ、置いておいてあげるだけでもだいぶ、ひんやりとします。

この氷ペットボトルの利点は普通の保冷剤と違い、もしわんちゃんが噛んだりして中身を口に含んでしまったとしても、中身はただの水なので安心です。

とはいえ、氷ペットボトルが直接体に触れると刺激が強すぎるので、しっかりとタオルでくるみ、ちょっとやそっとでは解けないようにしてあげると、なお良いと思います。

シニア犬の夏バテ対策のまとめ

いかがでしたでしょうか。本日はシニア犬のための夏バテ対策をいくつかご紹介しました。わんちゃんは暑さに非常にデリケートですし、歳をとったシニア犬ですとなおの事です。

私たち人間がしっかりをケアをして、少しでも過ごしやすい夏にしてあげたいですね。

外出して一緒にいれず、これらの対策を取れない時も、エアコンをガンガンに効かせて、留守にしたりないようにしてあげてください。そういったときは温度もなるべく下げすぎず、かつエアコンの風が直接わんちゃんに当たらないように工夫してあげてください。

そうすれば、留守の時も安心ですよ。

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