今回は、モコモコした被毛と愛らしい表情。
日本でも多くのブリーダー、飼い主に愛されるトイプードル。
今回はそんな飼いたい犬種ランキング上位の常連の特集。
常にランクインしているトイプードルについて、基本的な性格としつけのコツをご紹介させて頂きます。
こちらも合わせてどうぞ!
トイプードルの歴史
元々はスタンダード・プードルという犬種からの派生です。
16世紀頃にフランス貴族間でスタンダード・プードルの人気が高まり、飼いやすさと愛らしさを求めた事により、小さい個体の交配が研究されました。
この個体研究により誕生したのが現在のトイプードルにあたります。
トイプードルの他にもミディアムプードルやミニチュアプードルといった大きさによって、種類わけされています。
全ては原種のプードルから派生しており、今日にいたっています。
プードルの種類について
>> プードルの種類はこんなにあった! 豊富なプードルの種類
トイプードルの性格
【甘え上手】
トイプードルは基本的に甘えん坊だと言われていますが、実はとても賢く、飼い主がついつい甘やかしてしまうように行動します。
甘やかす際には程々にして節度をもって接しましょう!
【明るく活発的】
トイプードルはとても明るく陽気な性格です。
水猟犬でもあったプードルは身体能力も高く、サーカスドッグとして活躍していた時もありました。
また、活発的でもあり遊ぶ事が大好きなわんちゃんでもあります。
遊び好きで教えると色々な芸も覚えてくれるので、日ごろのしつけと共にぜひチャレンジしてみて下さい。
【警戒心が強い】
明るく活発的なトイプードルですが、賢いので慎重に行動する事もあります。
また、トイプードルには反抗期があり、その時期にしっかりとしつけをしないと、警戒心が強くわがままな性格になってしまうので注意が必要です。
主従関係を構築しつつ、信頼のおけるパートナーとして接するように心がけましょう。
トイプードルの体質
トイプードルはスタンダードに比べて小型犬なので、心臓や気管支系の病気になりやすいと言われています。
小さい体のわりに遊ぶことや運動が大好きな犬種なので、心臓や気管に負担がかかりやすいためです。
また、トイプードルに関わらずですが関節も他の犬種に比べて弱いため高いところから飛んだりすると骨折しやすかったりもします。
シングルコートの毛は、寒さに弱く室内犬として適切ですが外に連れ出す時には注意が必要です。
トイプードルのしつけのコツ
【反抗期】
トイプードルの反抗期は生後4ヶ月~6ヶ月程と言われています。
反抗期になると飼い主の指示に背いたり、今までできていたしつけができなかったりと、飼い主さんより、立場を優位に保とうと行動します。
その為、反抗期に入ったら早めに対処する必要があるのです。
反抗期に入った場合の対処方法として、一番重要なのが必要以上に興奮させない事です。
反抗期だからといって、叱ってもさらに悪化するだけですので優しく対応するようにしましょう。
ただ、だからと言って甘やかしてはいけません、調子に乗ってしまいわがままな性格になってしまうので。
なので反抗期に入った場合には、今まで以上にわんちゃんとスキンシップを取り、愛情を与えてあげましょう。
【吠え癖】
わんちゃんの吠え癖、子犬のうちからのしつけだけでなく成犬からでもしつける事は可能です。
まずは社会性として、色々な人やわんちゃんと接し慣れさせる。
飼い主の家族や近所の人など、とにかく何回も接触し、怖くない事を教えてあげましょう。
吠えることが一概に全て悪いとは言えません。
犬ももしかたら何かを伝えたかったり、警戒して吠えることもあるのでまずは吠えている時の状況を飼い主さんが把握して下さい。
ほえ癖の注意について
>> 小型犬が吠える様になってしまった時のしつけ方と注意点
【音に対して吠えてしまう場合】
来客者の足音やインターフォンなどで吠えてしまうわんちゃん。
この場合も、慣れさせる事が重要となってきます。
音を実際に録音して、何度も聞かせて慣れさせてあげれば、吠えにくくなる事でしょう。
また、音を聞かせる場合、初めは食事の時などわんちゃんの警戒心が低い時に聞かせてあげましょう。
個体差に注意しながら育てる
今回はトイプードルの基本的性格としつけのコツについてご紹介させて頂きましたがいかがでしたでしょうか?
トイプードルはとても甘えん坊な性格をしていて、ついつい甘やかしてしまうかと思います。
しかし、トイプードルの自信の為にも、ちゃんと悪い事と良い事の判別をして育ててあげるようにしてください。
飼い主さんが慌てていては、ワンちゃんの方も困ってしまいます。
しっかりしつけとした愛情としつけの心をもって接しましょう。
人気記事
>> トイプードルに適切なエサの量とは?【おススメドッグフード】
スポンサーリンク