ワンちゃん達は基本的に寒さには強いと、連想してしまいがちですよね。
しかし、トイプードルという犬種は意外と寒さに弱い犬種だってご存知でしたか?
寒さに弱いトイプードルを保護しつつ、快適に過ごさせてあげるにはどういったことに注意していけばいいでしょうか。
今回はそんなトイプードルの寒さ対策についてお話していきたいと思います。
小型犬の寒さ対策特集
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寒さに弱いトイプードルの散歩は慎重に
どの位寒さに弱いの?
トイプードルは室内飼いを推奨されるくらい、実は寒さに耐性の無い犬種です。
室内の推奨温度は、20℃前後。これでもかというくらい丁寧に扱ってあげて丁度いい位に敏感なのです。
トイプードルの様な小型犬は、常に地面近くにいるので、地面やアスファルトの温度の影響をダイレクトに受けてしまいます。
人間でも、アスファルト近くに顔を持って行けと言われたらひんやりしてしまう冬に、寒がりのトイプー達が対抗するのはかなり難しいことなのです。
散歩に行くときは何を注意すべき?
トイプードルの冬場の散歩は、日の出ている日中に行うことを心がけてください。
夏場は涼しくなってくる夕方以降がオススメですが、冬場は逆に太陽の出ている時間に散歩をして、なるべく適温に近い中で遊ばせてあげると良いでしょう。
また、一回の散歩では1時間以上などの長時間の行動はせずに、30~40分程度で済ませるのが適切です。
トイプードルは好奇心旺盛で、動き回るのが大好きなのでうっかり疲れすぎてしまう危険性があります。
わんちゃんの体調管理は飼い主さんの役目になりますので注意深く見守ってあげましょう。
元気なトイプードルは1日2回の散歩を推奨されますが、日が落ちてくるころに行くと、寒すぎて体調を崩してしまう恐れがあります。
冬の寒い時期は特にワンちゃんにお洋服を着せてあげたりしてなるべく寒くならないようにしてあげて下さい。
1回の散歩時間と1日の散歩回数は、天気やわんちゃんの体調を考慮して計画的に行いましょう。
防寒着を選ぶポイントは通気性
トイプードルは人気犬種ですので、防寒着も数多くの物が販売されています。
体温調節が難しくなったり、ワンちゃん達が苦しくなったりしない様、通気性の良い素材から選んであげてください。
新しいドッグウェアを買ってあげた場合は、もし暑そうにしていたら違う種類の洋服が必要かもしれません。
特にダウン系はあったかいですが、個体によっては体温を貯めすぎて体調が悪くなってしまいます。
絶好調時のワンちゃんと、防寒着を着た時のわんちゃんの様子を見比べてみて下さい。
秋からの毛のカットは慎重に
一見毛むくじゃらで寒さに強そうなトイプードルの毛並みですが、実は構造上とても寒さに弱いのです。
トイプードルの場合は上毛のシングルコートという、毛並みを持っているのですが、この上毛は皮膚への直接接地面が弱い為、寒さへの体制があまりありません。
夏と同じ感覚でトリミング依頼をすると、わんちゃんが寒がって震えだしてしまうかもしれません。
できれば秋口からトリマーさんに相談して、どのくらいの頻度でカット調節をして、どれくらいの長さを残すか相談させてもらった方が良いでしょう。
極端に短い刈込みが好きな人も、冬場は我慢して愛犬の体調を考えてあげてくださいね。
子犬と老犬は体温調節が苦手
成犬と違って、子犬・老犬は体温調節が苦手です。
人間も赤ちゃんは体温が高かったり、年を取ると外気温に鈍くなったりしますよね。
犬は人間よりも成人(成犬)の期間が短い為、毎年同じ感覚で接すると、去年との違いに飼い主さんの方がビックリしてしまうかもしれません。
小型犬は7歳を過ぎるとシニア世代とよく言われ、6歳辺りでも人間だと40~50歳に相当するとされています。
5歳を過ぎるころから特に注意して、体調の変化に敏感になってあげましょう。
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